第77回 日本矯正歯科学会学術大会(横浜)
第77回 日本矯正歯科学会学術大会(横浜)
10月30日(火)から11月1日(木)まで、横浜で日本矯正歯科学会が行われました。
1日目の10月30日は、前夜祭のようなもので、サテライトセミナーがあり、題目は“口腔機能発達不全症とは?”でした。3人の小児歯科・障害歯科のシンポジストに話をしていただいたのですが、そのうちの一人が、北海道大学歯学部時代の同級生で、現在、昭和大学歯学部の教授でした。講演前に少しお話したのですが、歯科の中でも分野が違うので、学会で会うことがなかったため、10年以上ぶりの久々の再会でした。
一方、3人の先生の講演内容はとてもためになり、また知識の再確認となりました。
1)乳児型嚥下から成熟嚥下には1歳以降に変化する。
2)高温機能は5歳までに完成する。
3)一般的に人の歯の大きさは大体同じ位の大きさであるが、低出生体重児は、健常な人より歯が小さい。
4)食行動と食環境の相互作用による機能が、生後、授乳期→離乳期→自食気へと変化する。
特に4)では、お母さま方の子供に食させているランチボックスの写真を沢山見せていただきました。もちろんお母さんが100人いれば、100人それぞれ違うお弁当なのですが、シンポジストの話によれば、高カロリーだけではなく、栄養のことや咬ませることに留意したお弁当がとても大切だということでした。
カリフォルニア矯正歯科 三軒茶屋
東京都世田谷区太子堂2丁目19-5ライファービル3階
Phone: 03-5787-8107
2018年11月2日 (金)
カテゴリー:参加学会・セミナー